事業がうまく進まない理由の多くは、能力の不足ではなく、噛み合わなさにあると考えています。
資金調達の相談に行くと、技術の話は「別の会社へ」と言われる。システムをつくりたいと相談すると、その原資をどう用意するかは「経営の話ですので」と切り分けられる。ところが経営の現場では、この2つはいつも同時に動いています。補助金の採択スケジュールと開発の着手時期。投資回収の見通しとシステムの仕様。どちらか一方だけを最適化しても、事業は前に進みません。
LumiNyteが資金調達支援とシステム開発をひとつのチームで手がけているのは、この分断をなくしたいからです。大手SIerで大規模システムの上流工程を担ってきたメンバーが、資金の設計から関わる。逆に、資金の議論の場に、実装の現実を知る人間がいる。窓口がひとつになるだけで、判断の速さも、その確からしさも変わります。
私たちが最初にうかがうのは、「いくら必要ですか」でも「何をつくりますか」でもありません。「それは何のためですか」です。目的が定まれば、必要な手段はおのずと絞られます。使わない機能をつくらずに済み、借りなくていいお金を借りずに済む。遠回りに見えて、これが一番速い道だと考えています。
2025年4月、渋谷でこの会社を始めました。まだ小さな会社です。だからこそ、経営者の隣で一緒に考え、自分たちも手を動かす存在でありたいと思っています。事業の次の一手に迷われたときは、まずは雑談からでもお声がけください。
株式会社LumiNyte 代表取締役
緒方 佑太